トルコ紀行 2010 

本年は「トルコにおける日本年」ということを皆さんご存知でしたか
? 年明け早々に出発して、アンカラにて開催のオペラ公演に参加して参りました。急に決まったお話でしたので事前にご案内も出来ずにバタバタと出かけた次第です。
成田空港第1ターミナルの大きな大きなおかがみ。
私の乗るトルコ航空の機体。今まさにお箏を運び入れているかも!?
目的地はアンカラですが、まずはイスタンブールへ。
こーんな具合にひとっ飛びする予定です。
すぐに出て来た機内食。左下の食材が全ての始まりとなりました。
ウラル山脈を越えると間もなくイスタンブールです。
空港にも魔除けが飾ってありました。この目玉は町のここそこにも。
トルココーヒーで一休み。
次なる便は・・・
到着地は2度。寒そう・・・
午前3時にホテル到着、気付けばうっすらと雪景色でした。
空いた時間に食事と観光へ。
ケバブやさんで初トルコ飯。
食後は必ずと言っていい程チャイ(紅茶)を頂きました
限られた観光時間のまず最初は、トルコ建国の父、アタテュルク廟へ。まるで神殿のよう。空がとても高い!!!
廟につながる道。よく見ると・・・
石と石の間がこんなに開いていてとても歩きにくく、足をくじきそうに なりました。これは建国までの苦難を忘れないため、だそうです。
まるで蝋人形???
いえいえ、れっきとした本物の兵隊さんで、ここの名物だそうです。
風にたなびくトルコ国旗。
続いてはアンカラ城趾へ。とても古い中世の町並み。
城趾頂上からの眺め。手前が旧市街、奥の川沿いが新市街です。
夜のストリートはカラフルな電飾でいっぱいでした。
練習後の深夜の食事。ナス&ひき肉のケバブ、モツ入りスープ等。
手羽焼きも最高でした。
いわば「ケバブ盛り合わせ」といったところ。どれもお肉だけでなく、野菜もたくさんのっていました。
翌日は朝から練習の為に、大学の練習室をお借りしました
綺麗な廊下&練習室。芸大とは比べ物になりません()
広々とした練習室。ここで現地の演奏メンバーと合流しました。
練習の合間にカフェへ。壁の絵は全てモーツァルトの肖像で、その名もモーツァルトカフェ。
高台の広々としたキャンパスで景色が最高でした。
構内に掲示されていた今回私が参加する公演のポスターです。
こからは期待の食事編です。ホテル近くでランチへ。ピーマン肉詰め、豆スープ、骨後とすね肉のピ ラフ、ヨーグルトスープなど。ところで左下の丸い物は何だと思いますか?拡大すると・・・
なんと!!! ガーゼでくるんだレモンでした!!!
こうすると絞った時に飛び散らず、種も出てこずと、良いことづくめでした。
翌日も同じお店で。柔らかく煮込んだヒレ肉のナス包み・トマトソース。さてさて、行きの機内食がヒントとなったトルコ料理に欠かせぬ食材が、ナス・トマト・ピーマンだと、ここでやっと気付きました。
ちなみにホテルの朝食はこんな感じ・・・毎日何にも変化がありませんでしたので・・・
いよいよ本番当日。一人早めに出かけて楽屋入りしました。
私の楽屋は舞台の真裏を勝手に陣取りまして・・・早く準備が済みましたので様々撮影に出かけました。
会場の正面。とても古い建物ですが、荘厳な雰囲気でした。
入り口からはライトアップされたアタテュルク廟が見えました。
会場内部はまるでタイムスリップしたかの様な華麗な内装でした。ただいまコーラスの練習中です。
本番中の写真はいずれまたの機会に。終演後の幕内でのスナップ。皆良いお顔をされています。
公演翌日すぐに帰国でしたが、途中少〜しの自由時時間に立ち寄った食器店の和食器?コーナーにてさんま形のお皿を発見!!!
空港へ向う車内より。とにかく空が美しく感じました。
「ハバリマニ」=空港に到着しました。
今回ずっと私たちを運んでくれたドライバーの「ババ」=お父さん。本当は年上の男性を呼ぶ言葉がちゃんとあったのですが、ずっとババと呼ばせてもらいました。
空港にて最後のトルコ飯。ごはん・やさい炒め・豆スープ。どれも自然な味がしました。
次回は是非イスタンブールへも立ち寄ってみたいものです。北に黒海、南はマルマラ海(紅海に繋がっています)、西はヨーロッパ、東はアジア。まさに文化の交差点だそうです。
機内食もバッチリトルコ飯でした。主菜左側の巻物は、ぶどうの葉でひき肉をくるんだ郷土料理です。ここにもやはりナス&トマト&ビーマン。
アラル海と言う名前を数十年ぶりに思い出しました。
中国を越え、ソウルの真上をひとっ飛び。
こんな風に日本が見えてきました。
帰りは関空経由でした。
やっと日本にたどり着きました〜ε=(*~~)ノひとまずほっ。
関空からの便は真っ黒い機体のスターフライヤー。座席も真っ黒、初めて乗りました。
やっとの思いで羽田へ。ホテルを出てから26時間の旅でした。
皆さん、お疲れさまでした!!!